【決め手は密度!?】実生の植え替え極意

こんにちは、tmby代表のタニKです。

先日のブログ記事で、(前回の記事はこちら
種を撒いた後の最初の植え替えについてお話しました。

そんな中、
「どのタイミングで植え替えればいいの?」

と、疑問に思った方も多いんじゃないでしょうか。

とくに種を撒いた後の最初の植え替えタイミングは非常に重要です。

一般的には「本葉が出た頃」が適切とされていますが
私は、苗の育つ環境や密度に応じてベストなタイミングが異なると考えています。

苗の密度は、植え替えのタイミングを決定する大きなポイント。

苗が密集しすぎると、互いに影を作り、徒長(茎が細長く伸びてしまうこと)しやすくなります。徒長は苗の健康に悪影響を及ぼし、成長が停滞する原因。

苗同士の葉が重なり合い、窮屈に感じるようになった時が植え替えのサイン。このタイミングを逃さないことで、健康的に育つと考えています。

ミショラー(実生愛好家)にとって、植え替えのタイミングは永遠のテーマ。

今のところ私は、苗が密集しすぎる前に植え替えを間引くような感じでやっています。具体的には、苗同士の葉が重なり合い始め、徒長しやすくなる前がベストタイミング。

徒長レースが始まってしまうと苗にも悪影響なので、日々の観察でタイミングを逃さないことをおすすめします。


もちろん、最初からポットにバランス良く種を撒くことが効率的。

大変でめんどくさい作業ですが、種を均等に撒くことで、植え替えの作業量を減らし、効率のいい多肉の成長に繋がるのだとおもいます。

私自身も、来年はポットが倍増しますが、
めんどくさがらず、少量の種撒き技術をさらに向上させる所存でございます。

多肉植物の育成は、種撒きから始まる長いプロセス。
最初の植え替えのタイミングを見極めることで、その苗の人生に大きく影響します。

今回私が提唱した植え替えの基準が、あなたがベストなタイミングを見つけるキッカケになれば幸いです。

ひとまずは、密度が決め手にしたこの方法で
徒長レースを避けながら、順調に成長していくことでしょう。

余談にはなりますが、
「密度が決め手」という考え方は、多肉植物だけでなく、日常生活にも応用できます。例えば、仕事のスケジュール管理や人間関係にも、適切な距離感とタイミングが重要。つまり、密度ですよね。

多肉だけでなく、私自身の生活も

「密度」を意識して過ごしていきたいと思います!