【室内はこれに注意】多肉を守る温度管理術

こんにちは、タニKです。

多肉を育てる日々の中で、今日は少し気になる出来事がありました。

それは実生パトロール中の一コマ、「ライト管理の落とし穴」についてお話いたします。


LEDライトと幼苗の関係

いつもどおり実生パトロールをしていると、LEDライトで管理している中で本葉も出ていない幼苗が数苗溶けているのを発見しました。

最初は、原因がわからず戸惑いましたが、温度計を確認してみると驚くべきことに、室内の温度が33度!!外の気温よりも高くなっているとは思いませんでした。

室内温度の危険

他の苗はまだ無事だったものの、33度という高温が幼苗にとって致命的。実生苗は特にデリケートで、高すぎる温度には弱いんです。

高温度が続くと、苗が蒸れて溶けてしまうリスクが高まることを改めて再認識できました。

温度管理の重要性

この出来事から学んだことは、育成ライトの枚数が多いほど温度が高くなるため、特に幼苗には注意が必要だということ。

室内で実生をする場合は育成ライトは必需。同時に、育成ライトを使うので、温度管理も欠かせません

ライトの配置や枚数、さらには通気の確保など、環境全体を見直す必要があると痛感しました。

室内の環境改善

実生苗といえど、高すぎる気温の中では蒸れて溶けてしまう。

これからはサーキュレーターなどで風の流れを作り、空気が同じ場所に留まらないように工夫していきます。

私の家では、最初の植え替え後は遮光した外管理にしているため、蒸れて溶けることはほぼありません。

とはいえ、ある程度、葉がぷっくりした安定期に入るまでは溶けるリスクが高い。

これからのシーズン、今以上に温度管理や通気の管理を徹底して、健康な苗を育て続けたいと思います。

苗への愛と挑戦

私は多肉の世界に魅了され、始めてから現在まで、変わらぬ愛でエケベリアの育成に情熱を注いできました。

その過程で、多くの失敗と学びを経験しています。そんな中で、苗一つ一つに対する愛情は深まるばかり。

今回の出来事もまた一つの学びとして、無駄にせず、必ず今後の育成に活かしていきます。

どうか皆さまも、もし室内で育成ライトを使っているなら、温度管理には十分気を付けてください。

このシェアによって、一人でも多くのタニラーさんが私と同じ失敗を回避できることを願っています。