【ジュレ?腐り?へっちゃらです】最強の武器とは?

こんにちは、タニKです。

今回は、気温が高くて湿気の多い時期に多くの方が直面する悩み、実生苗や完成株の溶けや腐りについてお話ししたいと思います。


■ 実生苗・完成株の異変、その原因を探る
最近、インスタなどで実生苗が溶けたり、完成株がジュレたり腐ったりしている投稿をよく目にします。

胸が痛む光景ですね。私もよく経験しています。


【実生苗が溶ける主な原因】
① 蒸れによる溶解
② 急激な強光による枯れ
③ 藻やカビの繁殖


【完成株の異変と考えられる原因】
・葉先から全体的に黄色くジュレる → 高温障害
・根から黒くなる → 蒸れによる根腐れ
・葉の付け根など一部から黒くなりジュレる → カビ菌の侵入


■ カビとの闘い、避けられない宿命?

どれだけ丁寧に殺菌剤を散布していても、この時期はどうしてもカビ菌にやられることってありますよね。

カビの胞子は空気中のどこにでも存在していて、風通しが悪く湿度の高い場所では胞子が付着してカビとなり、瞬く間に繁殖していきます。


春に花芽が黒くなっていたりしませんか?それもカビが原因です。

よくあるパターンとして、花芽を引っこ抜いた場所からカビ菌が侵入し、多肉を弱らせていくことがあります。


■ 諦めずに!早期発見と対策が鍵

正直なところ、どれだけ風通しを良くして殺菌剤を散布していても、カビになるものはなってしまいます。しかし、諦めないでください!


早期発見できれば、悪いところだけを取り除くことで助かる可能性はあがります。

最悪の場合でも、葉挿しなどで命を繋ぐことができる。


大切なのは、毎日愛する多肉たちを観察し、何か異変はないかチェックすることです。小さな変化も見逃さない、愛情のこもった目が最大の武器


皆さんも、大切な多肉たちと向き合い、この季節を乗り越えていきましょう。一緒に頑張りましょうね!


次回のブログもお楽しみに。タニKでした!