【世界発の交配⁉】異属間交配について

こんにちは、タニKです。

今日は、昨日の続きで桃太郎交配の話をさらに掘り下げていきたいと思います。

皆さんご存知の通り、桃太郎の交配は成功率が非常に低い

でも、不可能ではない!

そう信じて、今回は誰も成功していない(かもしれない)桃太郎交配に挑戦しました。

その相手がなんと、ダドレア属のブリトニー!

さて、ここで少し専門的な話…

異なる属同士の交配を「異属間交配」と呼びます。

桃太郎はエケベリア属、ブリトニーはダドレア属。

どちらもベンケイソウ科なので、100%無理というわけではありません。

今年は意気込んで、桃太郎以外にも様々なエケベリアにブリトニーの花粉をつけてみました。

もちろん、科が違う植物同士の交配は不可能です(サルとライオンの子供を作るくらい無理です笑)。

でも、同じベンケイソウ科なら可能性はあるはず!

現時点で、セダムやグラプトベリアなどの属はエケベリアと交配可能なことが知られています。

でも、ダドレア属との成功例は聞いたことがない(単に知らないだけかもしれませんが)。

だからこそ、今回発芽してくれた桃太郎×ブリトニーちゃんが本当に交配成功していることを願っています!

実は、もう1つ面白い結果が出ました。

アガボイデスのグリーンフォームブリトニーの交配が成功したんです!

よりによって、ある程度成長しないと見分けがつかないような似た者同士が成功しちゃいました(笑)。

肉厚になったブリトニーみたいな感じになってくれることを期待して育てていきます。

今回の挑戦で、とんでもない数のブリトニー交配にチャレンジしましたが、発芽したのはたった2種類のわずかな数。

でも、不可能ではないことがわかりました。これは私の実生人生における大きな収穫!

来年の今頃には、真っ白な桃太郎が誕生していることを夢見て、これからも育成を頑張っていきます。

皆さんも、「無理かも」と思うことでも、諦めずに挑戦し続けることが大切だと思いませんか?

それでは、また明日。新しい発見をお届けしますね。タニKでした!